イベント Peppoland Q Tokyo – デジタルツール ユーザーの声

Triplo M’s S.A.社はデジタル庁と共催で、イベント’Peppoland Q Tokyo’を執り行いました。本イベントは、QMS TRACEとPeppol e-invoiceの組み合わせを利用してB2B, B2Cそれぞれの場面で得られたメリットについて、実証参加企業が意見交換をする目的で企画されました。

初日、2月12日は「理念の訴求」をテーマに、赤坂の料亭「とだ」が中心となり、サプライヤー企業が「ホンモノ」、「やさしさ」、「匠」をリアルに消費者に届けて価値を高め、生まれた新たなビジネスをPeppol e-invoiceを利用して効率化する、という企業の声を聞きました。

各社それぞれの「理念」をデジタルツールに託してビジネスを広げる取り組みを聞くのは大変貴重な機会となりました。

二日目、2月13日は「作り手の思い、食の安心の訴求」をテーマに、ゆいまーる沖縄(伝統工芸品の工房とその卸)、中央フードサービス(自社の扱う「出汁」のサプライチェーン)の取り組みについて紹介がありました。

地元の「食の安心」を消費者に伝える実証を行った平塚市役所産業振興課も参加されました。デジタルツールを用いた消費者への訴求は製品の付加価値を高めるだけではなく、地域活性化に一役買う可能性もあると議論されました。

譲れない伝統やこだわりをデジタルとアナログの組み合わせで付加価値を高めていく、そんな理念を持ち実証に参加された企業さんたちとの意見交換は有意義なものでした。最後にデジタル庁加藤企画官から、各社それぞれが目的に合ったデジタルツールの「使い心地」を感じながら、請求業務にPeppol e-invoiceが「natural choice」として利用される本実証に対する意義への言及と、参加企業さんへの謝意がありました。

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