伝統 x デジタル 作り手さんの思いをこめて ~ゆいまーる沖縄株式会社のチャレンジ~

ゆいまーる沖縄株式会社さんは、作り手さんの思いをデジタル―ツールQMS TRACEを活用して伝えることにより、沖縄の伝統工芸品の価値を高める実証実験を開始します。2024年10月23日、ゆいまーる沖縄本社さんに、地元工芸品の作り手さん5社が集まり、キックオフミーティングが開催されました。今回の実証期間は2025年3月末までの予定です。

【伝統×デジタル】QMS TRACEを活用した実証実験について | ゆいまーる沖縄株式会社

まず、ゆいまーる沖縄 鈴木社長から実証実験の背景や目的について説明がありました。ネット社会で沢山の情報が溢れる中、一つ一つの工芸品に込められた思いをQMS TRACEで作られた二次元コードのスキャンを通じて最終消費者がダイレクトに得られるようになり、新たな興味や購買意欲の導線となると期待されています。それが、工芸品は勿論、沖縄の守ってきた伝統の価値を高めることになれば、という意図で企画されました。

今回の実証では、作り手さんがゆいまーる沖縄さんに工芸品を売る取引には、QMS TRACEで作成した商品情報に紐づけたデジタルインボイス(Peppol e-invoice)での請求を行います。これにより、参加すべての皆様の事務効率化も実現できます。

QMS TRACEの使用方法のレクチャーでは、各自がスマホを手に取って、アプリに情報を入れていく作業を行いました。最初はアプリの操作に難があった参加者さんも、徐々に操作法に慣れて、各社それぞれの商品と思いをアプリに入れて商品情報の二次元コードを作りました。

出来上がった二次元コードは参加の皆さんお互いがスキャンをしあって、直感的に各々の商品への思いが購入者に伝わることを体感されました。請求書をゆいまーる沖縄さんに送るデモも行いました。

二次元コードが貼付された商品は順次11月からゆいまーる沖縄さんの店頭や、2025年2月12‐14日に東京で行われるギフトショーに並ぶ予定です。

「見つける」「つながる」「織りなす」、日常にひとつ、心よろこぶものを、皆さんもデジタルでも体験してみませんか?

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